
会社の席が冷房直撃のクソ寒い席なせいか、お盆早々風邪をひきまして
それ自体はいいんですが、このせいで祖母の通夜と葬式に行きそびれました
結構ショック
一応昨日の時点で回復はしたので、気分転換に烏丸御池の美術館巡りをしたので後書きにはその辺のことを書きます
禍福は糾える縄の如しと言いますが、マジでそんな感じで良いことと悪いことが交互に起きるなぁと思わされるお盆前半戦
皆さんも冷房には気をつけて
ではジャンプ感想書いていきます
あかね
唯一無二のワンパターン、良いな示現流的なロマンがある
というか少年漫画も極論ワンパターンだよなとは思っていて、結局盛り上がる王道の展開はワンパターンで、そこにどんな脚色をするかの違いしかないと思うんですよね
もっと落語に近いところで言えば漫才か
ミルクボーイのネタとか全然いつ見ても笑えるもんな
ともかく真っ当に人情噺をやるわけじゃないんだろうな
型の強さみたいなものが見れると嬉しいっすね
ワンピ
ルフィがギャバンに対して怒りを感じるのは理解できるが、なんかギャバンより視座が低い感じがちょっとショックだなルフィって馬鹿みたいになやつだけど、大局とか本質を見抜く力があるのがかっこいいやつだと思うので、こういう大事なところでは上辺の言葉でいちいち感情を露わにしないでほしいかも
ギャバンが木の上からイムを見下ろす絵とか結構かっこよかったんだが、あっさり腕落とされちゃったな…
まあここでもシャボンディみたいに、伝説の男に負んぶに抱っこじゃルフィの格も落ちるし良くないしな
笑わないでよ しじまさん
流石におもろかったアメリカンなヒーロー漫画でウケた後は和の方向できたか
半欠けの鳥追い笠のシルエットカッコ良すぎて良いアイテム持ってきたなぁって感じ
最近の流行りっぽい怪異とか因習の謎を暴くようなネタを取り入れつつ、堀越耕平らしいビジュアルの強みと、普通あんまり評価されないタイプの特徴を武器にしたヒロインと(八重歯とか、癖のある歯並びは萌えのアイコンとして使われがちだけど、あえて「がちゃ歯」ってワードをいじめの文脈で出してマイナスイメージを強く印象付けてたうえでヒロインを可愛く描いてるのに、アイコンとして萌えだから描いてるわけじゃない、ほんとに現実世界にある個性に対する癖を描いてるのではと感じた)で、流行りに乗じただけじゃない感があって良かったですね
ちょいちょい出てくる片目の猫に関しても、柳田國男が一つ目小僧について語った論考で「人身御供に選ばれたものは、神に属するものの証として片目を潰される〜みたいなことがあったのではないか」みたいなことを言ってたはずで
猫も今回はフィーチャーされなかったけど、多分そういうリサーチから出てきてるネタな気がする
この先があるかもしれないなって期待感を高めつつ、作品のテーマを示すラストも良かったっすね
このおかげで読み直した時に、1周目は因習の正体を追う謎解き的に集中して気づけなかったところに気づけてありがたい
漫画としては主人公は視えるから因習の正体と本当の解決策に気づけたし、余所者だから同調圧力に屈しなかったんだけど
松果体元第三の目説の話で、根本的には真実を視る目を誰もが持っていることを示唆して、これが特別な立場の人間の特権じゃないことを示しつつ
吉房を通じて誰もができることではないことを描いてるんだな〜、みたいなところとか
吉房は自分の進路設計の話を通じて、自分で自分の判断や行動を制御しているつもりでいることが描かれてるんだけど、因習に対する価値判断を放棄してて、指摘されてなおそれを認めない
というか、判断して今の行動をしてる気でいるというのが正解なのかも
これはおそらく多くの人間が「世間がこうだから多分今の流れが正しいんだろう」で判断を終了していて、それは(この場合神に当たる存在の)情報が十分に手元になかったりするせいで仕方のないことなわけですが
なんなら死ななければならない当事者のしじまさんすらそこの価値判断を放棄していて、自分の中に湧いてきた違和感とか不快感を全部笑って誤魔化してたわけですよね
主人公も、その意味では「いじめじゃなかったんだ」とか、釣り針の話とか
なんならババアが見えてなお、直ぐには真実を探ろうみたいなことはしてないので、なんとなく流れているこれが日常だという風潮に漫然と流されていたと言えなくもないですし
「空気」みたいなものから、人間はそう簡単に逸脱できないことを、少年漫画の爽快感を損なわず、読者がストレスを溜めないラインを見計らってちゃんと描いてるなと思います
余談だけど、同調圧力については最近「アッシュの同調実験」ってやつがかなり面白かったのでおすすめです
僕もちゃんと原文はみてないけど、どうも同調圧力に下した人間の脳は全く動いてないらしく(厳密には前頭葉とかだったかも?)、なかなか怖くて面白いです
ともかくまあ面白かった
最後民俗学者のおじさんがずっと足踏みしながら政治家と話してる絵も、なんかヒロアカのギャグってこういうテンション高いシュールさがあったよなーとか思い出して良かったし
ストーリー、キャラ、テーマ、題材、絵、ギャグ、全部良くて、贔屓目無しに最高の読切だった
バトルっぽい読み切りって基本読み味同じになるから評価高くならないがちなんだけど、これは凄すぎる
お前は本物や
さむわん
金曜ミッドナイトトーキング読んでヘイトフルエイトへの好感度が上がってたので再登場嬉しい読み切りの時みたいにミメイの師匠としてかっこいいな
ミメイが人生賭けてないわけじゃないというか、高校生としては賭けれるものが少ないからそれくらいのスケール感でネタメール書いてるのは間違いないんだけど
ヘイトフルエイトは本当の意味で人生賭けて勝負してる立場だから、ちゃんと言葉に重みあるんだよな
どう考えても「特別だから」を誤魔化すために捻り出すにはコストが高すぎるギャグ、かなり好き
鵺
進化の兆しを示唆されると嬉しくなっちゃうなあかねの話じゃないけど、結局戦いの中で成長して宿敵を倒す、なんて展開何度見ても熱いんだよな
あと式神のおっぱいに埋もれた学郎は一体なんだったんだよ
ロボコ
容赦なく汚い欠伸でちょっと笑ってしまった今更なのに
バチ
まじで全員かっこいいどんな状況でも刀から目を離さない国重の狂気、ってだけでもかっこいいんだけど
バチのこういう狂気にはちゃんと情がのってていいんだよな
柴がここで動く理由に真白が乗っかってきたりもそうだし
でもやっぱ今回1番いいのは国重ですね
自分を殺そうとする刀にも、助けた柴に一瞥もくれずに炎を見ることができたのは、柴との信頼関係ももちろんあるけど、それ以上に自分の命の価値が単に製鉄よりも低いってだけなんだろうという悲しさがあって、ただ熱くてかっこいいだけじゃない英雄譚だなと思わされる
ハンター
ベンジャミンが神になるってそういうことかカミーラみたいな復活があるのかと思ってたけど、ほんとに死ぬんだな
それを受け入れて自分の子を勝たせる作戦を決行してるの普通にかっこいいかも
ここにきてドキドキ2択クイ〜〜ズ!!が始まるのはちょっと受けましたが、あまり読みこめてないせいかなんで2択になるのか全然わからんかった
あとウンマの子ってベンジャミンとツェリードニヒで、ベンジャミン視点ツェリードニヒは死んでるんだから2択じゃなくね?みたいな
解説求む
アンドク
単話としてはやっぱ良いんだよな安心して読める
キナト

後書き
ということで、烏丸御池のちっさい美術館を3箇所ほど巡りました細辻伊兵衛美術館
400年以上続く綿布商、永楽屋の美術館チケットが手拭いになっており、入場時にチケット(つまり手拭い)をちぎるパフォーマンスまであって、入場前からちょっと楽しかった
中身では日本の昔話や、大津絵を題材にした絵が描かれた手拭いや、バレエ(ニジンスキーとか)を題材とした手拭いが展示されてました
手拭いというか、そこに描かれたものを見てる感じなので途中から手ぬぐい見てることちょっと忘れてました
写真も自由に撮って良いのも良かった
地獄に落ちた僕と、館内の本をパラ見していたら見つけたおどける光月おでんを貼っておきます


千總
着物屋なんですが、1階で着物が見れるのはもちろん、2階はタダで観覧できるギャラリーになってました企画展っぽい現代のアーティストの方が描いた絵画の展示と(名前忘れちゃった)、屏風と、天鵞絨友禅の下絵の展示がありました
19世紀末〜20世紀初頭の、万博で日本芸術を世界に押し出そうとしていた時代の絵がタダで見れて結構嬉しいです
高島屋美術館といい、こういう歴史的に意義のある大きな事業に噛ん出たことを自慢したいのか、なぜかタダで見せてくれがちなんだよな万博関連のもの
ありがたすぎる
万華鏡ミュージアム
上二つの比べてかなりキャッチー僕らの知ってる万華鏡と全然違うものがいっぱいあっめちゃくちゃ良かったです
鏡の貼り方や、見える模様を生み出すやつ(名前わからん)の仕組みとか全然知らなかったし、製作者の意図は明確にありつつも、コントロールしきれないものなのが奥深いなぁと思いながら見てました
スタッフの方がマジで万華鏡が好きらしく、色々教えてくれたのもありがたかった
万華鏡制作体験もあって子供にも人気みたいなんですが、子供が「まんげまんげ」って言いながら万華鏡見てたのだけは最悪でした
ただ、館内に小6の子が学校の授業で書いたであろう新聞的なものが貼ってて、それの内容は僕より賢そうで子供って侮れんなと思って気後れしてたところなので、正直まんげキッズには救われました
ありがとうまんげキッズ
という感じで、今週は終わります
また来週!は合併号なので再来週!
来週のギガにはToLOVEるが載るらしいので、それで耐え忍びましょう
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