ヤブキモオタ日記

ヤブキのオタク趣味日記 ジャンプメインで、たまに映画やアニメ、読んだ漫画の感想を書きます

Xで書くのは憚られるような真面目さと、Xに書きこむていどのどうでもよさを兼ね備えた日々の呟きまとめ

作品の批判など、あまり検索されたくない内容も書きます

週単位でやります
と言う体裁だったけど月一でいいかも


チ。がウケた理由を考えた

与太話です
チ。の編集の人も言ってたけど、あんまヒットするタイプの作品じゃないと思うんですけど
アニメかなりウケましたよね

元々漫画が面白くて話題になってた作品なのでそりゃ流行るだろとは思ってたですが、言われてみるとびっくり
僕はジャンプ作品を読んでいて「やっぱ漫画はキャラと分かりやすさだな」と思っているけど、チ。が取り扱っているものってそんなに分かりやすいか?という


で、僕に欠けていた視点はコスパなんじゃないかと思いました
まず、2クール(漫画なら8巻)で完結している
次に、そもそもの評価が高い
あとは取り扱っているテーマに権威性(というべきか、少なくとも俗ではないハイコンテクストな空気感)がある

特に権威性に対するコスパがいいような感じます
チ。が扱っている(というか作品を見る前からカタログ的に表に出ている)地動説
さらにはそれを取り巻く宗教観、哲学
この辺りって分厚い本とか難解な専門書で扱われるてそうな印象あるじゃないですか
で、そういう分野に価値を感じるように僕たちは教育されてると思うんですよ
教科書を読まされて、それをよく理解した人間がテストでいい点をとって褒められる学校とかいうコミュニティに十数年詰め込まれてる間に

チ。って、作品で何が起きているかや、哲学的な思想を語るセリフはあまり難しくないように僕は感じました
しかも漫画やアニメというエンタメの形式をとっていて、お手軽知性入門としてはうってつけだったんじゃないでしょうか


これは皮肉だとか、小馬鹿にしてるとか、そういうわけではなくて、すごくわかるんですよね
僕もよーわからんのに権威性のありそうな展示を見に行ったりするので
2、3時間展示を冷やかすだけで、行かなかった人たちよりちょっとアカデミックな知識がつくなら、何ならアニメよりもコスパいいだろと思うので
賢くなりたいとは常々思っていますが、怠惰な僕にはこの程度がちょうどいいというか

この感覚を遠からず持った人が寄ってきてたのでは?という何の確証もない話でした

微睡んでる時に思ったこと

微睡んでる時って、起きてるはずなのにいろんな考えが浮かんでは消え、整合性が全く取れないような感覚があると思うんです

ちょっと手を離したらあんな支離滅裂な考えしかできない脳みそで普段ものを考えていて、それが最低限形にできているのってすごいなと思いました

あと、たまに相手に与える情報を整理せず思いつきを話すだけ話すタイプの人がいると思うんですが(仕事とか、ちゃんとコミュニケーションを取らないといけない場での話をしているので、かなり悪い意味で言っています)、こういう人がいるのも仕方ないのではないかと思いました
だってそもそも脳みそがそんな感じなんだもん
逆にちゃんと理路整然と話せる人間がすごいんだと思うようにしたいなと思いました


ちょっと話逸れるけど、仕事とかの場で、微睡んでる時みたいに思いつきを並べられると困るんだよな
情報の整理をする手間を俺に押し付けるなってなりません?

相談相手の選び方

と、微睡の話で漏れ出たように最近話が通じない人とどう接するべきかを考えることが多く
それで人に相談をすることがたまにあるのですが
一分もすれば、僕がその人に相談を続ける価値があるかないかわかるなぁと思うことがありました

僕が相談をする時って、自分の中には「こうしたい」ってビジョンがあって、なぜそうあるべきかの理屈も含めて割と固まってるパターンが多いんですよ
なので、僕が求めているのは問題解決のゴールとか、僕の考えを変える意見ではないんですよね
「こうしたい」が実現可能かという手段の話と、もし根本的に考えを変えるなら「そうあるべき」の根拠に、納得のいくアンチテーゼを出して欲しいんです

で、こういう僕の性質を理解してくれたり、自分の意見を押し付けるような性分を持たない人は、相談を持ちかけた時、まずは僕が何を求めているのかを汲めるまで情報を引き出してくる印象があります
具体的なシチュエーションを深掘りしたり、僕が何をしようとしているのかを聞いたり
意見を話すのはその後
あくまで助言をする対等な協力者に徹してくれている気がします

対して相談する価値がないなという人は、自分の世界観を押し付けて解決策を即答してくる気がします
こういう人は僕の体感ですが、「相談者<被相談者」のポジションを取って、相手を諭すような立場を取りがちで、相手の考えを変えることをゴールと定めてガンガン意見を言ってきます
僕の考えは基本的に否定されますね

具体例を出すと、僕がこれを書くきっかけになった会話で被相談者(僕より一回り以上年上)が「目上の人間の考えを目下の人間が変えるのは不可能」と言っていました
なぜ逆がいけると踏んで僕に説教しているのか、そもそも自分が目上だと思っているのかは甚だ疑問ですが

余談ですけど、結論を出すのが早い人ってそれ自体はすごいんだけども
自分の考えが検討不足であることに無自覚で、その事実をすぐに受け入れられないことが多くてそこが玉に瑕だなと思います
「お前はアンチテーゼが欲しいと言っていたじゃないか」と言われるかもしれないけど
こういう人の意見は大抵検討不足(大抵ステレオタイプとか一般論に依拠していて根拠が薄い)で、納得できることが少ないんですよね
そこの擦り合わをしていると、相談してるはずなのにむしろこちらが相手を諭す形になるから、コストが高くて嫌なんですよ


そんなわけで、相談者としてはそういう相手に相談しないこと
被相談者としてはマウントをとりに行かないこと
この辺りを自戒して生きていこうと思います
あとは間違った時に即座に相談を切り上げられる準備も大事ですね

ガキ向けコンテンツに物申す異常成人男性

クウガ展に向けて仮面ライダークウガを見直しています
昔の平成ライダーって結構平気で人死ぬなーと思いました
敵のヤバさを説明するために最低1人は殺してる
この感じ懐かしい

対して最近のライダー(ぶっちゃけゼロワン以降ほぼ見てないんですが)って、あんまりモブが死なない気がする
これは子供に悪影響を与えないために死を遠ざけたいという、親や製作陣の考えなのかもですが、これっていいことなのか?という疑問を感じました

僕の補正の入った記憶い依拠した話をしますが
怪人に一般人が殺されている間、主人公の周りの一般人が日常生活を営んでる様子を見て、当時かなりいろんなことを考えていたように思います
この人たち、怪人に殺されちゃったりしないかな?とか、殺されるかもなのによく平気で生きてられるなとか、これってニュースで殺人事件を見てから幼稚園や学校に行く僕も同じだよとか
もちろんここまではっきりと言葉にはしてなかったと思いますが、今いる日常の足場は思っているより確かなものではないと感じていたことは間違いなかったと思います

ただ、命って大事だよねってことを感覚的に理解するきっかけにはなってた気がするんですよね
個人的に道徳を学ぶときは、今でもそれが欠けた人間からしか本当の意味でなぜそうすべきではないのかを理解できないなと思うことがあります
自分が不快になったり不安になったりしないと良し悪しの判断ができない性質なのかもしれません

ともかく、こういうガキんちょにとって、エンタメから死を遠ざけることは気づきのきっかけを奪うことになってるのでは?と思ったという話でした



あとここからは余談ですが、クウガとかだと普通の人間が怪人になっちゃったから助けようってパターンも最近のものな気がする
昔なって怪人は怪人だから殺さなきゃって感じじゃないですか?

善悪の視点に関して、ガキンチョ向けのメッセージが短絡的な勧善懲悪から、「きっかけを与えれば悪いやつもいい人間になれる」にシフトしてるんかもな〜と思います
死を遠ざける点においてはガキンチョ舐めてるなーと思うけど、善悪感に関してはあんまり舐めてないのかもなと思ったり思わなかったり

サマポケの紬を見てて思ったこと

知らない人向けに
「むぎゅ〜」とか言っちゃうタイプのアニメらしいキャラです
なんかこの世の悪いことから完全に切り離されて生きてきたんだろうなって感じの、アニメでしかあり得ない純正培養されたピュア少女って感じの

こういうタイプのキャラを僕はあんまり好きになることがないんですが、反面僕は少女性と表現できるようなものにかなり魅力を感じでいることを自覚しておりまして

大人になればなるほど世の中綺麗にできてないことに気づいて、「所詮こんなもんだよね」って諦観にたどり着くと思うんですよ
なのでまだ世の中に希望があると信じられるようなピュアなキャラを見てると、なんか輝いて見えるんですよね
イメージ的にはCCさくらのプラチナの歌詞

とはいえ、「いやこんな女おらんべ」とか、「こいつ何考えとんねん」いう気持ちが勝つし、紬みたいなキャラを好きになることはまずないわけです
紬に関しては「むむぎゅぎゅぎゅぎゅ〜」などと急に歌い始めるバケモンですからね


で、僕がこのタイプのキャラに夢中になる時は、多分世の中の汚さに耐えきれなくなって現実から目を背けている時な気がします
僕のキャラの好みがそっちに寄り出したら心配して欲しいです

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