
今週のワンピは神回すぎるので、別途感想と考察を書きます
ジャンプ感想はなるだけ月曜のうちに上げるつもりでやってるので、考える時間と及ばない部分の情報をかき集める時間が足りませんでした
そんなわけで改めて、自分の考えを整理しがてら、とりあえず思いついたことを書き出していきます
目的がそんな感じなので、僕が今後誰かと話してそれらしい!と思った内容があれば適宜追記していきます
考察といっても、関連しそうな部分を挙げていくような感じになるかも
神典の内容解釈
まずはこちらから三つの世界について分けて解釈していきます
第一世界

ホンモノのニカがいた、神話の時代の話かなと思って読んでいました
地に炎あり 人は欲望に負け禁断の太陽に触れた
禁断の太陽はマザーフレイムの話に見えますマザーフレイムはベガパンクが開発したようなことを言っていましたが、配信でそれがルルシア消滅の遠因であるかのような言い回しをしており、古代兵器の動力がこれだと考えられることや、

古代に存在した巨大な王国の技術力は現代を上回るという発言からも、昔から存在はしていたものだと思います

ただ900年前は第二世界の話な気がしているんですよね
元々僕はマザーフレイムと古代兵器はジョイボーイの時代と近い時代の産物だと思ってたのは違ったんだろうか?
第一世界がジョイボーイの話の可能性もあるけど、ベガパンクが語った内容的にも第二世界の方がリンクするんだよなぁ
あと、マザーフレイムを手にしたのが、かつて滅びた王国なのかも疑問
ジョイボーイは王国側の人間でしたよね確か
メタ的な解釈だけど、世界を滅ぼしたのが王国側だと「正しいことをしたのに敗北した人たちの想いが長い年月をかけて果たされる」という物語的なカタルシスが薄れるような
「地に炎あり」も字面からマザーフレイムに見えますが、後半の内容を見るに別の解釈もできるか?
月が限りない大地(フェアリーヴァース)と言われるくらいなので、地は月、炎はマザーフレイムで
マザーフレイムは月にあった!という考察は見ました
これは逆で、月から地球にマザーフレイムを取りに来たって方が自然な気はしてます(後述します)
— 追記 —
ジョイボーイが王国側の人間だと思い込んでましたが、確か作中では「高度な文明を持つ王国があった」「ジョイボーイはそこで生まれた」って言われてるだけですね
ジョイボーイが海賊である以上、王国とジョイボーイが敵対している可能性は全然ありますね
隷人は願い”太陽の神”は現れた
隷人はバッカニア族だろうかクマの回想で、ニカがバッカニア族の神として信仰されていたことからも可能性は高そう

地の神は怒り〜彼らはもう会えないのだ
ラストはまとめて地に炎ありは出てくるワード的にここに絡むのかも?
地の神は文字通り神を指すのか古代兵器かかわりませんが
ネットで見かけた業炎の蛇=レッドライン説はかなり面白かった
「彼らはもう会えないのだ」が、巨大な大陸に分断されたからと読み取れるようになるので
業炎の蛇ではないけど、赤き蛇ってフレーズはドリーとブロギーが過去に言ってたりするらしい
しかもレッドラインと読んでも違和感なくはない

ただ、死と闇には繋がらないですね…
一応、巨大火山の噴火があって空が火山灰に覆われる、みたいな話はありうるかな
地の神の業っぽくはあるし、業炎とも紐ずく
ただ地の神、というかその他の神も古代兵器を指してる説はあると思います
神の名を持つって言われてるし

プルトンはプルート、冥界の神
冥界が地の底にあるのは良くある世界観だし地の神としても自然
死をもたらしたのも納得ではある
— 追記 —
神といえばジャヤの過去編ですね
微妙に地の神呼ばれ方が違うし、雨の神は登場してないけど、それらしいフレーズが出てます

あとジャヤといえば、業炎の蛇によって死と闇がもたらされたことから、カシ神に生け贄を与えていたことに歴史的背景が見えてきますね

第二世界

ここがジョイボーイの話な気がします
ベガパンクの話とも絡む場所が多い
虚無に息吹あり
ここも解釈が難しい一度死と闇の世界になったことから、滅びた世界にもまだ生き残りがいたって解釈が自然か?
森の神は魔を遣わせた
これは悪魔の実のことっぽいですね神話の時代が終わり、人の時代に残された神話のかけら
的なものだとするとロマンがすごい
悪魔の実が海から嫌われているのは、一度世界を滅ぼすきっかけを作った人たちの魂が宿ってるからか?とか想像してしまいます
先述した神=古代兵器説もあるけど、該当しそうな兵器は現状ないような
太陽は戦火を広げるばかりだ
初見時はニカのことかな?と思っちゃいましたが、太陽の神と書かれてない時点で「禁断の太陽」とかかってると読む方が自然かだとしてもマザーフレイムを動力とした古代兵器が戦乱を産んでいるのか、マザーフレイムそのものの奪い合いなのかわかりませんね
個人的には後者を推したいです
ベガパンクとジンベエのやり取りもあったし

半月の人は夢を見た 月の人は夢を見た
半月の人=Dというのは納得間ある月の人で引っかかりそうなのはルナーリア族とかだろうか
となると、Dとルナーリアの共闘関係を指してるんですかね?
キングのセリフから、ルナーリアがジョイボーイ寄りな気がしてるんですよね

夢の内容はわからないけど、D(ひいてはジョイボーイ)の夢だとするなら、ロジャーがラフテルで大笑いした理由がこれなんだろうか
半月の人=月の人と地上の人という説も友人から聞いて、これは目から鱗だった
そう言われると確かに「地に炎あり」の部分も、「地は月を指してるんだ!」と無理やり読むより、月の民が地球にあるマザーフレイムをとりにきたってほうが自然な気がする
ちなみに月の人というフレーズはエネルの扉絵連載でも出てました

— 追記 —
半月の人=地球と月の人のハーフという説もありますが、この話をした時にこれを否定する理屈も出てきました
仮に半月の人がそうだとして、文章として「半月の人」→「月の人」の順で出てくるのはおかしいという話
地球の人をx、月の人をyとして、yを提示する前にxyを出すのって文の構造がおかしくなという理屈
確かに
人は太陽を殺し神となり
人=20国の連合軍太陽=ここでは「殺されている」ので、ニカと読むべき?
神となり=ここは天竜人になった
これだと意味が通りそう
ルナーリア族は元々レッドラインに住んでいて、かつて神と呼ばれた一族だったわけですから、20人の王がレッドラインに移り住んだことを指しているように思います
↑を踏まえると太陽をルナーリア族とも読めるけど、流石にニカとマザーフレイムの二通りの読み方があるだけでもややこしくて疑わしいので、これはないかなと思います
海の神は荒ぶった 彼らはもう会えないのだ
これはベガパンクが語った海面上昇のことじゃなかろうか
それか、海の神を海王類やポセイドンと読んで、カームベルトの成立を語ってる可能性もありますかね
もう会えないのだ、が世界沈没によってみんな死んだからではなく、カームベルトによって行き来が出来なくなるから、のほうが個人的には好きです
そうすると、第一世界、第二世界で世界を分断する物語が描かれているという一貫性も出てきます
どちらにせよヤルルの話とも合致しますし、あるいは両方がこのタイミングで起きてるのかも


余談だけど、北欧神話モチーフと見せかけつつ、世界がすでに2度滅びたって考え方はマヤ文明っぽい
第三世界

サウロがこれから先の話であると語った第三世界
混沌に空白あり
素直に空白の100年と考えて良いか?不都合な残影は約束の日を思い出し
不都合な残影がよくわからないですね残影は面影だとかそういう意味ですが
ただ、約束の日は魚人島のノアが絡みそうです
ジョイボーイは約束を果たせなかったと謝罪文を出していますし、ジョイボーイに変わる誰かが約束を果たしに来るとも語られています

となると、不都合な残影はこれはジョイボーイに変わる誰か
現状ルフィが最有力ですね
片われ月の声を聞く
片われ月の声=Dの意思じゃないでしょうか
意思があることはこれまで何度も出てきたけど、その意思がなんなのか誰も知らないんですよね
あとはやはり「声を聞く」というフレーズが気になる
ロジャーが持っていた万物の声を聞く能力を思い出すというか…
意思は形としてどこかに残ってたりするんだろうか
“太陽の神”は踊り、笑い、世界を終末へと導く
魚人島のマダムシャーリーの予言はこれのことっぽいか
流石に
どう終末へ導くのか
そもそも終末がなんなのか
そこは全くわからないですが、少なくとも魚人島は滅びるらしいんだよな
たまに聞くグランドラインとレッドラインの逆転が起こるとかだと、ちょうど交点にある魚人島は潰れて無くなりそうではありますが
思えば魚人島って、ルフィが唯一縄張り宣言した島じゃないか?
太陽は回帰し新しい朝が来る
太陽は例の如くマザーフレイムだとすると、回帰、つまり元々それを持っていた王国の人々の元に戻るってことでしょうか?ベガパンクが語っていたマザーフレイムのエネルギーの力であらゆることが実現できる未来がやってくるのはありそうではある
彼らはきっと会えるだろう
これまで「もう会えないのだ」を世界の分断では?と言ってきましたがここで逆の表現が出てくるのは世界の分断が終わることを示唆してるような気がします
壁画の内容解釈
各世界と紐づいてそうなので、これも三分割で見ていきます
第一世界

右上の蛇
炎を吐いていることから業炎の蛇でしょうか蛇の下の建物
高層ビル?のような縦長の建物その下には歯車っぽい絵や、ビルから出る煙から工場のようなものに見えますね
船に乗って移動している人や、縦長の建物からはウォーターセブンを連想します
ウォーターセブンはかつてプルトンが建造された島なので、地の神=プルトンだとすると第一世界の絵に描かれているのは自然に思います
炎の先にある船
月を背に雷を落とす船がマクシムっぽい形に雷となるとエネルを思い出します
エネルは月へ向かうことを「還幸」(天皇が出先から帰ること。ちなみに逆にどっかいくことは行幸らしい。)と表現していました

シリーズ中では、エネルの生まれた空島では神は月にいるとされていたので、エネルは月に帰ろうとしているということでしたが
これは本当にそうだったのでは?
マクシムはエネルが作ったモノだったけど、元いた空島に伝承があって、そこから連想してあの形にしたとしたらそれは自然な気がします
何と言っても、伝承の神の如く月に帰ろうとしているわけですから
こうしてみると、マクシムとノアの形状がかなり近いことにと説明がつくかもしれません
ノアは海底に沈んでるけど、実は月から地球へ降り立つ空を飛ぶ船だったのでは?


壁画の船からでてる雷撃じゃないけど、空から何か降ってくるのはルルシアを滅ぼしたアレっぽくもある
けど流石にパドルの感じとかマクシムすぎるな
ゾウらしきシルエットの上に立つ王冠の人
そのシルエットの中には一対の生物が3種と船月の人?も1人
神から言われて作ったノアの方舟を連想させます
シルエットがゾウなのかどうかはちょっと怪しく見えるけど、ズニーシャは千年以上生きてるらしいので、空白の100年以前の世界に存在はしてるはずですね
王冠の人は現状イム様が最有力ですが…なにぶん謎が多くて補強する何かがないですね
逆にイム様本人だとすると超長生き
— 追記 —
イム様が乗ってるあたりのシルエットは船に見えなくもないような
後ノアについて
滅びた第一世界の後、第二世界に息吹があったのはノアで脱出した人がいたという可能性もあるか?
ゾウと建物の間
建物側から地下に潜り、ゾウ側に出てきてギザギザした何かを回収している様子「地に炎あり」の一節と紐付きそう(それでいうと壁画全体の下の方には炎そのものっぽいのが描かれてるんだけど)
ギザギザは最終的に船に積まれてるように見えるので、やはり月に持ち帰ったんだろうか
エネルが訪れた月はエネルギー不足で滅びた様子だったし、月からエネルギーを回収しに来たとしたら筋は通りそう
— 追記 —
そもそも月の都市は資源不足で地球に来てたっぽいことが明らかになってました

ちなみにこのビルカという名前、エネルが滅ぼした空島であり、エネルとハレダスの出身地らしい
壁画に戻りますが、イム様?の近くでマザーフレイム?のサイズがデカくなってますね
第二世界

どこまでがその範囲なのかがそもそも不明だけど、樹(森の神?)と竜っぽいものが描かれてる感じですね
正直第二世界についてはメインがジョイボーイの戦争で、それは第三世界と被るから描かなかった気もしてきたし、どちらかと言うと絵よりビンクスの酒の方がヒントになる気がしてます
— 追記 —
中央に描かれた木が鯨の木説が出ました

よくみると木が第三世界の方には伸びてなくて、鯨の木のシルエットっぽくなる可能性があり、フランキーのいる場所には鯨の顔が本当はある説
画像のように、ロジャーがゾウに来た時も鯨の木が今ありげに注目されてます
第三世界

一番ワクワクするところ
登場人物
右上からミンク族?
左にクジラ(そういえばネプチューンは魚人島で唯一鯨と会話できるとか言う設定あったなぁ)
さらに左に翼の生えた人(ルナーリア族?)
ルナーリア?の下にはニカ(まあルフィのことでしょう)
その右にロボ(エメト?)
ロボの右下に船。帆には九曜紋
さらにその下には侍と忍者らしき人物が乗った船
左に古代巨人族?
その膝あたりにはトンタッタ?
左に人魚姫?と魚
その左にはまたミンク?
あとそれなりに高い人間なのでこれも巨人か?
さらに左には太陽を持つ巨大な魔物
その膝あたりに6人の人物が乗った船
そこから右へ行って
十字の剣?を持った人物が乗る船
尻尾があるように見える人物が2人乗った船
羽衣のようなものを纏った人物の船
インディアンの頭飾りのようなものをつけた人物の船(今んとこジャヤの過去編でしか出てないよなこんな人)
下の方に描かれてる船について
麦わら大船団だとするならインディアン風に見えるのが実はバルトロメオのトサカの可能性あるか剣士はキャベンディッシュ?
トンタッタはいるし、巨人はハイルディンが当てはまるものの、その他それっぽいのがいないような
九曜紋について
これまでも何度か出てきてて、僕が調べて限りで一つはアラバスタの国旗(尻尾が出てるような感じなので厳密じゃないけど)

もう一つは光月家の家紋

ネフェルタリと光月家にはポーネグリフを遺した立役者というわかりやすい共通点がありますね
ミンクっぽい獣人2箇所にいる問題
まあそれ言い出すと巨人もだけど、一応こっちは古代巨人族と普通のとで別れてるしなんでミンクは二体?と思ったけどよく考えたら宇宙海賊って動物みたいな感じだったなぁ

魔物っぽいやつ
上の方に第一世界で人が持ってたギザギザみたいなのあるなぁ手には太陽持ってるしマザーフレイムを示唆するものが多い
個人的に絵におけるマザーフレイムはギザギザだと思ってるので、手に持ってる太陽はルルシアを滅ぼした古代兵器の方がしっくりきます
最終戦争に古代兵器が出てこないのは嘘な気がするので(現に人魚姫(ポセイドン)ぽいのは描かれてるわけだし)
あと第二世界の上から生えてるドラゴンと近い見た目ですよね
天竜人ってマジで竜の可能性あるのか?
リューマの伝説からも竜は存在したっぽいし

だとしても、天竜人全員がドラゴンってわけじゃなくて一部の人(それこそイム様あたり)だけなんだろなとは思いますが
膝の辺りの船に乗ってる5人と落ちてるように見える1人に関しては五老星を指してるって考察を見かけました
そこでは落ちてる1人は死んだサターンって言われてましたが、シャムロックやシャンクスのような五老星以外の有力天竜他人の方が僕的にしっくりきます
マムと壁画について

これはジャンプ感想記事でも書いたんですが改めて
内容はコピペです
マムが万国、全ての種族が暮らす国を作ろうとてたのも意味があった気がしてくる
エルバフにいればニカの話は聞いてただろうし、或いはこの壁画も
自分がプロメテウス(太陽)、ゼウス(雲、ニカも雲みたいなの纏ってる)、ナポレオン(ニカも剣持ってる)を操ってることからも、壁画から来たる戦いに備えてたのでは
ちょっとこじつけだし、壁画には全種族いるわけじゃなさそうだけど
古代巨人族が持つ槍について
もう一度同じ画像貼りますがエルバフに伝わる巨人族最強の槍ってフレーズを思い出す

覇国の威力の比喩としての槍ではなく、実は実在してた説ありますかね
ビンクスの酒
考察がてら聞いてたら頭から離れなくなってしまいました第二世界を旅したジョイボーイの歌なんじゃないかなぁ〜と思って聞いてたので、それを踏まえた考察まがいの何かを書いていきます
初めに言い訳しておくと、かなり妄想成分強いです
あと、これだけ情景の浮かぶ歌詞の全てに物語の仕掛けがあるとは僕は思いません
というか、僕個人の想いとして、賢い誰かが未来を予知して仕掛けた暗号じゃなくて、ワンピの世界を生きた人間が本気で愛した陽気な海賊の歌であってほしい
なので細かい言い回し全てを拾うようなことはしません

いろんなことを示唆していそうですが、前述の通り一度忘れてキャラ紹介パートだと受け取ることにします
この歌の主人公は大きな野望を持った人物ではなく、夕日や鳥も陽気に騒いでいると感じ取れる感性を持った普通の人間であるように読み取りました

そんな彼は誰かに頼まれてか、自ら望んでか、ビンクスの酒を届けるため海に出ます
多分気まぐれに届けに行くことを自ら決めたんじゃないかな?
酒は届ける必要があるものではなく、届ける相手に会うことが大事だったんではないでしょうか
第一世界で会えなくなってしまった誰かともう一度会うために海に出た
手ぶらで行くのもなんだから酒でも持って一緒に飲もう、という
もしかしたら、潮の向こうで夕陽が騒いでいるように見えたのは、遠い空の下で楽しく生きているであろう誰かを想っていたからなのかも

ジョイボーイは世界で初めて海賊と呼ばれた男と言われていましたが、「我ら海賊」と、名乗りを挙げているのは海賊という概念がまだ浸透していなかったからって可能性はないでしょうか

波が踊るよ、ドラムを鳴らせ
明日の朝日がないじゃなし
どちらも太陽神ニカへの信仰を感じます
ドラムを鳴らすのは、荒ぶる波をニカの踊りに見立てて、太陽神が海賊船にやってきてくれたことへの歓迎のためか
はたまたリズムにつられて太陽神がやってきて嵐から助けに来てくれるかもしれないと思ったからだろうか
朝日を待つのも、辛い夜があろうとニカが必ずやってきて助けてくれるという信仰の表れのようです

宵の夢
言葉通りに訳すなら太陽が沈んだ頃に夢を見ているようですが、ここはあえて言葉を深読みします
第一世界は、地の神と業炎の蛇によって、世界は死と闇に包まれて終わります
宵は太陽が沈み世界が闇に包まれたばかりの時間だと考えると、宵の夢は第一世界が終焉を迎えるその瞬間に見た記憶だったりしないでしょうか
分断される世界、その反対側にはそれぞれジョイボーイと、酒を届ける相手がいたとしたら、第一世界の最後の一文「彼らはもう会えないのだ」がすんなり読めます
ただ、これにはツッコミどころがあって第二世界と第三世界は900年も離れた時代の話なのに、第一世界と第二世界はものの数年〜数十年しか離れてないことあるか?というところです
が、これ、ジョイボーイが巨人族ならどうでしょう
数100年を生きる種族だし、聖地にあった巨大な麦わら帽子がジョイボーイのものだとすれば、それを被る彼は巨人族だったと考えるのが自然ではないでしょうか
ノアが巨人が乗れそうなほど巨大なこととも整合性が取れます(ただ回想を見るにあんまデカくないんですよねジョイボーイ…)

素直に、道中誰かを置いてきたとすることもできると思う(ルンバー海賊団のヨーキのように。こことラストの歌詞はルンバー海賊団の色が強いとは思う。)んですけど
ジョイボーイの旅は別れが始まりだったんじゃないかと予想しておきます

旅の終わり、あるいは道半ば
おそらく酒を届けることはできず、最果てに辿り着いてしまったのかなと思います
はたまた、20人の王たちとの戦いの結果、さらに世界は分断されて道が閉ざされてしまったのかもしれません
第二世界でも「彼らはもう会えないのだ」と言われているので
けど、ひとつ目の歌詞のキャラ紹介の通り、目的もなく、波に任せてフラフラと旅始めたジョイボーイなので
目的を果たせず、途中たくさんの仲間が死んだかもしれないけど、自分の旅を後悔することなく笑って死んでいった
みたいな感じでどうでしょう
僕としては敗北した主人公として最高にかっこよくて好きなんですが
後書き
ということで、前置きした通りほぼほぼ「いかがだったでしょうか」記事のようではありますが今週仕事の時間も惜しんで考えていたONE PIECEの話でした
正直考えること自体が楽しかったので、全部的外れでもいいやと思ってます
というか予想があたるよりも面白い展開を読めた方が嬉しいので
ともかくONE PIECE最終章、今後も一緒に盛り上がっていきましょう
ではまた!
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