あけましておめでとうございます
と言う旨のツイートとか記事とかをいろんなところで書きすぎて、今更このフレーズを書くのがやや気恥ずかしいです
今年もよろしくお願いしますということで、新年1発目の感想書いていきます
逃げ若
小笠原殿ここで最後か…けど悲壮感は全くなくてすごくいい読後感だった
貞宗のこと嫌いな逃げ若読者はなかなかいないと思うんですが、松井先生もそれだけこの人物を描くことに熱があったんだなと思わせてくれるモノローグには胸がすく気持ちだった
貞宗の実績をもっと知ってほしい、評価されてほしいって気持ちが伝わってくるようでした
同時に、松井先生がなぜ、これまで多くの作家が題材にしたがらなかった南北朝時代をジャンプ漫画にしようとしたかもわかる、ある種作品全体のアンサーのような回でもあったと思います
今の時代に多くの人に何かを知ってもらう媒体として漫画はかなり強いメディアだと思うし、中でも1番強い発信力を持ってるのはやっぱりジャンプだと思うし
で、描くにあたってのスタンスが、「この誰にも知られてない偉人を俺の手で世に広めて救済してやろう」ではないのも良いですね
貞宗の「知らぬわ」ってセリフから、あくまで貞宗は貞宗本人の生涯の中で遺したいものを後世に残せていて、現代の誰かの手を借りないと救われないような人生じゃなかったという意図を感じました
作者の傲慢が見えると僕的にはちょっと冷めちゃうので、この辺のバランス感覚がしっかりしてるのはさすがだなと思います
それ抜きにしても貞宗のかっこよさの補強にもなってますしね
これだけかっこいい人がいたんなら、周りに言いふらしたくなる気持ちはすごくわかる
合格!
のところもやっぱかっこよかった
僕は自己認識がしっかりしてたり、物事を公正に見ることができたりする人ってかっこいいなと思うんですよね
たとえ戦で負けようとも、弓矢や礼儀作法について時行より先を行く人であることを自覚して先達として振る舞い、たとえ敵であろうと良いものを良いと自信を持って評価できるのはほんとにかっこいい
僕なら多分自分のことは卑下するし、相手のことも色眼鏡をかけて見るしで、なかなかできることじゃないなと思います
多分僕が逃げ若の中で1番好きなキャラは小笠原貞宗その人なので、納得いく最期を描いてくれて本当に嬉しいです
ワンピ
エロ同人界隈が戦慄したであろう「イクイクの実」の能力者の登場に新年からひっくり返りました案の定Twitterのトレンド入りしてたし
スクスクの実で良くね?って指摘はその通り過ぎて笑った
さておき、まずはリプリーの旦那が誰なのか問題っすね
女好き設定があって、元海賊で強いやつといえばレイリーが思い浮かぶけど…どうだろう
一応、「どこの馬の骨だ!」というセリフから、馬の骨→馬骨→イーザンバロン•V•ナス寿朗聖、というクソ考察も置いておきます
ラストではヤルル登場
剣ってマムの回想でなんかあったんだっけ?と読み直してみましたが何もありませんでした
直近なんかあったかんじか?
ちなみにヨルルはマムに殺されてますね
(マムの過去編はゲルズやハイルディンだけでなく、新巨兵海賊団のメンツやロキの名前も出てて、エルバフの話はだいぶあっためてたんだなーとわかってよかった)
で、前回は船の上だったとはいえまた宴
ルイ・アーノートが言ってた「長居してはならない」って、巨人が寿命長くて時間におおらかすぎるから、巨人の尺度で生きるのに付き合ってたら時間経過がすごいことになるとかそういうこと?
シャンクスっぽい人たちもなんか動き出しましたね
目当てはロキ
シャンクスはキッドと戦う時に「この島を戦場にはしない」的なこと言ってたのに、荒事を起こして良いのか?別人説がやはり有力なのか?(今週手を下してたのは相方の方だけど)
ちなみに、新年早々ワンピ考察会をしまして
そこで色々調べたり語ったりしてたんですが
「ンクス」が同じだからという理由でシャンクス=ビンクス説が出ました
今後、五老星に謁見したりしてる海賊っぽくない動きをしてるシャンクスのことを便宜上ビンクスと呼んでもよろしいでしょうか
…それはそれとして真面目な話(今週とは全く関係ない余談ですが)テンプル騎士団がワンピースに関係あるって話を僕は知らなくてめちゃおもろかったので調べてみるのおすすめです
ミドルネームのイニシャルをDで揃えたり、解体されたのち海賊になってたりと出てくるキーワードが軒並み面白いです
カグラ
まずカラーがかっこいいおしゃれ
しかも今回が巻墨とチヒロの関係を描く回で本編との親和性も完璧
今週はその巻墨のかっこよさと、とにかくアクションが良かったな
バスをぶった斬るのと、ラストのバイクを飛び越えてのチヒロ登場が最高だった
ちゃんとバイクアクションと言えばのAKIRAオマージュもあってグッド
あと多分これ呪術パロディ?
字体と字の配置が同じすぎる
あかね
パリ編開幕は予想外すぎる調べてみるとパリで落語してる人はいるみたいだし(民俗学かなんかの研究家の人っぽい)、パリに日本の落語家が行ったりもしてるみたいではあるけど…想像つかない
言語と文化の壁のある芸能じゃないのか?落語って
前半一生の門下にも魅力的なキャラいたな〜と思って読んでたらこれなんでビビりました
再来週の次回が楽しみだ
ロボコ
ロボコジュニアをくくりつけて凧揚げする件ワロタコエェよ
本編と関係ないけど、表紙のメイキング見たらめっちゃロボコの見せ方こだわってる部分あって笑った
配置的にも優遇されてるよなぁ
こち亀
超巡とコラボ、そりゃするよなセクハラの火力が違う、とか、時代が違う作品らしいネタが良かった
作者ディスをしまくる前に一回作者を作品の外の要素で上げとくの、隣の晩御飯で家族をいじりまくる前に仏壇で手を合わせるヨネスケ感ある
タイムトラベル(4次元移動)が可能なら漫画に入るの(2次元移動)も可能だろうって理屈の説得力謎にあってそこもおもろかった
最後ベイゴマ回せて褒められてるポンちゃん見て、言われてみるとこの子両さんみたいなタイプに好かれそうやなと思いました
鵺
がしゃどくろいいキャラしてる鴉天狗ちゃんも可愛い
敵に気づかれないように逃げる、みたいなパートって映画とかアニメだと割と映えるけど漫画ではあんま見ない気がするしむずいなーと思ってたんですが、いざ読んでみると楽しく読めますね
しかし、代葉救出編はがしゃどくろの話まで繋がりそうですね
吏童との戦いの時は割と短めに区切りがくると思ってたから、まだ長くなりそうなのが予想外
アンデラ
まじで勝ってもーた神戦は全否定者とリベリオン、イージス、ジハート三つが揃わないと勝てないくらいのスケールを予想してたのもあって、やっぱジハート一本で勝ってしまうと達成感はそれなりだ…
これはもう終わるやつかな?
ルナがチラッと言ってた外の世界の存在には触れずに終わるんだろうか
このままいけば綺麗に締めてくれそうではあるが
ウィッチ
過去編完河童がいたこと、親世代の呪い、敵組織についてわかってきた感じっすね
寿羅の周りの因縁は整理されてくると面白いかも
やっぱどっちかというとコメディの方が好きなのでしばらくはまたギャグパートが始まりそうでそこは嬉しい
ひまてん
カンナがひまりのかませすぎる…ひまりの可愛いところ引き出すのがうますぎるだろ
イチ
イチが常に予想の一歩上の行動をしてくれて期待感がすごい結果的にあと先考えないと言われればそれまでだけど、一度きりの切り札のウロロを迷わず切って、気絶の弱点を無理やりカバーして乾坤一擲を狙う
序盤で出会う強敵相手の負け方としてこれ以上ないのではなかろうか
次回デスカラスちゃん本領発揮も嬉しい
待ってました
1話以来の魔女の世界の広がりを感じれそうで楽しみ
超巡
迷子の子供も違法ビジネスに繋がれるはず、は主人公としてアウトすぎて笑ったたまにはこういう馴れ合い回も悪くないっすね
白卓
オブジェクトを持ってくるだけじゃなく、元に戻す方向でも楽しめるってのはなるほどですねこういう発想の転換っぽいのが出てくると楽しい
橙の動機の薄さにつっこまれて新展開の雰囲気ですね
同じゲームの紹介が続いてたので新企画に行ってくれそうなのは嬉しいかも
後書き
新年早々、響けユーフォニアム3期がNHKでやってたので見てました明日12,13話をやるんですが、リアタイできないので配信で最後まで見てしまった
やはりボロボロ泣ける
去年見た作品ベスト3の記事で1位に据えたのは間違いではなかったと再確認できました
ワンピースのとこでもちょっと語りましたが、新年早速漫画語り会をやってて、そこでほぼワンピの話をしてしまったりと、新年始まって早速、もう知ってる作品のリピートばかりしてしまってますね…
最近新しい作品を漁る体力がなくなっていることを実感してるので、意識的に新しい作品にも触れていきたいところ…
そんな感じで、今年1発目のジャンプ感想を終わります
今年もよろしくお願いします!
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