オッス!
オラやぶき!
ドラゴンボールっちゅうすっげ〜ワクワクする漫画久しぶり読んだからよ
感想書くことにすっぞ!
ぜってぇ読んでくれよな!
各章の感想
〜ジャッキーチュンに負けるまで
苦戦らしい苦戦もなく、というかバトルはあくまでオプションな楽しい冒険活劇って感じだった特に亀仙人の修行で語ってた亀仙流の精神的な部分は今改めて読むと良かったです
ゆるいけど良いこと言ってるよなぁ
今の時代では余裕でライン超えてるセクハラジジイだけど
当然後半の超パワーバトルが好きでドラゴンボールにハマったわけですけど、とはいえ序盤もちゃんと楽しいですね
メインキャラの掛け合いはもちろん、悪い奴が絶妙に憎めなかったり
あと兎人参化が懐かし過ぎた
RR軍〜VS天津飯
この辺りからバトル要素が強くなってきた改めて読んでみると、強敵が出てきてそれに勝つテンプレートに則り、本格的にバトル漫画になったのは桃白白戦からだったかも
キャラの体格も変わって、手足が伸びて格闘の迫力が出てきたし
桃白白のシーンはどれも印象的だったなぁ
あれだけ強かったブルー将軍を舌で倒したり
ぶっとい柱をちょんちょんとツータッチで切り取ったり
あとヤムチャがついて来れなくなり始めたシリーズでもあると思う
「消えろ、ぶっ飛ばされんうちにな」の噛ませ感めちゃくちゃ好き
ブウ編の天下一武道会にいたイダーサちゃんあたりがこんなこと言ってただろ多分
漫画と関係ないけど、昔友達からドラゴンボールアドバンスアドベンチャーというゲームを借りてやってたことがあって、このゲームの楽しい所がちょうどこの辺だった記憶(一応ピッコロ編まである)
かめはめ波みたいなビームに夢中だった僕が如意棒と格闘で戦うかっこよさに気付いたのは多分このゲームのおかげ
ピッコロ大魔王編
さすが最終回くらいの気持ちで描いてるだけあって集大成感あった初代ピッコロが若返った時の絶望感は今読んでも半端なかった
絶望感あったのは他の章より強化のされ方も勝ち方も印象的じゃないからかも
そもそもこの時の悟空って実力では余裕で負けててボロボロにされてるけど、最後の賭けに勝ったから勝ってるんだよな
あと僕は亀仙人めちゃ好きなので、魔封波みたいな老練の技でピッコロを追い詰めてたところ期待感も相まって好きだったなぁ
亀仙人ってあのシーンまで決定的な負け描写ないんだよな
天津飯には勝ちを譲った形だし(負けてたとは言ってるけど)
マジュニアになってからは絶望感少なかった
後半のベビーシッターと化したピッコロさんを知ってるからとか、天下一武道会とか言う場所が楽しいバトル会場のイメージしかないのもあるかもとは思いますが
やっぱマジュニアさん誰も殺してないのがでかい気がする
敵キャラって殺した数で箔がつくんだなと再確認した
ちなみに僕が1番好きなキャラは昔からずっとピッコロ(マジュニア)です
チチ可愛いよなぁ
サイヤ人襲来編
何でピッコロ好きになったって、ドラゴンボール初の感動的な死に方、悟飯を庇うピッコロのシーンですよね、当然ラディッツ襲来時は魔貫光殺砲も炸裂してたし、このシリーズのピッコロは輝いてた
この頃から天津飯は実力追いついてないけど、気功砲の技スペックだけでずっとギリ活躍してる気がする
気功砲恐るべし
悟空vsベジータの時点で、場所を変えるぞとか、ビームとビームの押し合いとか、スカウター(その他電子機器)の故障をすぐ疑うのとか、早くもテンプレを確立してて改めて読むとビビる
これだけでこの先25巻分くらいずっとおもろいもんな
敵キャラに対して味方キャラが増えてきたからか、悟空を待つ展開がここから増えた気がする
フリーザ編
ブルマの髪型コロコロ変わるけど、絵柄的なところも込みでこの頃が1番好き誰が誰に勝てて誰に勝てないってのが終始はっきりしてるから、ベジータの戦闘に対する期待感と、クリリン達が敵と出会った時の絶望感が良かったなぁ
ベジータがその時々で敵だったり味方だったりするのも面白かった
3勢力のドラゴンボールの奪い合いで、弱い側も気の探知とドラゴンレーダーがあることで駆け引きの余地が生まれてるのが今読んでもすげえ面白かった
スーパーサイヤ人になってから、記憶よりもフリーザ圧倒しててビビった
というか、この章通して一度もいい勝負になる位の実力の釣り合い方したバトルないんじゃないか?
セル編
敵も味方も舐めプしててワロタセルを完全体にしたベジータがよく戦犯扱いされるけど、18号を破壊しなかったクリリンも大概だよな…
結果的に完全体セルを倒せるくらい強くなるきっかけがないとブウ編がしんどかったとはいえ…
真面目にやってたのトランクスだけっすよね
どうでも良いけど、トランクスという単語をドラゴンボールで知ったんですが、そこは本当に良かったと思います
トランクスっていまだにかっこいい名詞として脳内辞書に登録されてるんですよね
昔は16号が死んで悟飯が覚醒するのに全く疑問を持ってなかったけど、今見てみると1番悟飯と接点ないと言っても過言じゃない16号がこの役割なの結構衝撃
セルのデザインは何度見ても良い
ピッコロといい、緑色のバケモン好きなのかもしれん
そもそもこの時はメインキャラのデザインも1番かっこいいと思う
特に悟飯
ここも記憶と違って、セルゲームが案外シンプルに終わっててビビりました
孫親子(あと一応サタン)しか戦ってなかったんすね
親子かめはめ波はやはり名シーンだった
新気功砲活躍
ブウ編
新気功砲またも活躍圧倒的格上を一時的にでもスタンさせれるのは強すぎる
このシリーズ敵が強過ぎて、地球人どころかピッコロもろくに戦闘してないのに
悟飯が主人公と銘打って始められたシリーズだったの完全に忘れてました
普通に悟空がいいとこ持ってったしなぁ
と言うかこのシリーズ悟空だけ負けてないし
合体キャラって設定がこのシリーズのいいとこでしたよね
強くなったり弱くなったりが作者の手でコントロールしやすいし
あとドラゴンボールってスーパーサイヤ人が出てからは強さの変化=見た目の変化なので、合体キャラはその意味でも優秀
ピッコロあたりまで中華ファンタジーだったけど、悟飯の話はめちゃくちゃアメリカなイメージじゃないっすか?
展開がワンパターンすぎる
この辺から個別に思ったことを書いていきます読み直したきっかけの一つは、なんで昔ハマったのか納得できる理由を探したいからでした
で、読んでると
桃白白あたりからの全てのシリーズがこの繰り返しでしたね
期待、無双、絶望の無限ループ
ワンパターンといえばそうだけど、バトル漫画で見たい展開なんか突き詰めていけばこんなもんですよね
まああとは普通に読みやすいのがあると思いますが、それは次で
よく言われる視線誘導について
これ読んでて面白かったです当然初めて読んだ当時は視線誘導なんて言葉を知らなかったわけで、意識して読むのを楽しにしてたんですが…
すると、適当にコマ割って、視線が向く方向にキャラが動くようなアクションを考えてコマを埋めてんじゃないかってくらいガチガチのページが多くてビビりました
セル編のワンシーンを例に見てみますが
読んでる時の視線の動きを赤線で描いてみるとこんな感じ
マジで動きに沿って読んでいけばOKって感じですね
他のバトル漫画読んでてもここまでキレーにやられてることはそうそうないように思います
そのせいかやっぱ似たアクションが似た場所に描かれることが多かったですね
例えば第22回天下一武道会の決勝のワンシーン
この四ページとか結構DBあるあるアクションだと思うんですけど
相手を蹴り上げるシーンなんかは大体右ページのラスゴマに描かれてたり(セル編の画像もそうっすね。目線の矢印がキレーに次ページに誘導されてることからもわかるように読みやす方お気に入りなのかも)
一ページ目下段のコマでジャンプして、次のページの上段のコマで叩き落とすアクションがあって、下段のコマに降ってくるような描き方がされるパターンとかも多い印象
後この例には無いですが、右ページラストでジャンプして、次のページに縦長のコマでジャンプするキャラを描くパターンも多かったっすね
文句言ってるわけではなく
むしろ読みやすすぎて普通に読んでたらなんも思わんかったですし(まあジャンプして殴り合い始めるのってDBあるあるだよなw程度には思うけど)
上から下に、下から上に、みたいな視線誘導の仕方が多いのはむしろ、画面外の空間まで使ってアクションをダイナミックに描いてる感じがして良いっすね
セル編で終わらせる気だった?
改めて読むとめっちゃ最終回っぽい要素多かったくないすか
セル編が終わった次の回で、ピッコロ戦以来の「もうちぃとだけつづくんじゃ」があったのはもちろん
「これまでの敵の能力と技を持った敵」
「親から子への世代交代」
この辺りがめちゃくちゃ最終回っぽい
まあ鳥山明は早く連載終わらせたかったらしいし、セル編に限ったことじゃないとは思うんですけど
他のシリーズよりもここまでやったら編集も納得するやろ感を感じるというか
これに関しては、いかがだったでしょうか?…ってオチにしかなりませんが
ブウ編のベジータが良い
悟空と戦うためにバビディの洗脳受けるとこ昔はなんとなく読んでましたけど、めっちゃ良いっすね一回味方になった敵役が丸くなったことに葛藤してて、昔の自分に戻りたかったとか言い出す漫画あんまなくないか
今読んでも新鮮だったし、ベジータの気持ちもちゃんとわかるように書かれててなんかグッと来た
プライド高いからこそ、自分より強い悟空、自分より才能がある悟飯の存在を認めたままのうのうと生きていられるはずないのに、誰と戦うでもなく修行して、ちょっとトランクスをしごいて、それに満足してるとか、耐えられるはずないよな
セル編は舐めプの連続でさすがに無能って言われがちだけど
強いやつと戦えるなら何を差し置いてもそいつと戦って、真正面から叩き潰して最強を証明するのがベジータのはずだもんな
その後ブウが復活した途端戦いをやめて、自爆してまで止めに行ったのがベジータが悟空と戦うためにここまでしないといけなかった理由を物語っててまた良いですね
誰かのために自爆できちゃう男になってしまったのか…という話でした
その他、昔気づいてなかったこと
結構キャラがミスをする
最近の漫画のキャラってミスしたらネットで文句言われまくるけど、僕はミスした方が人間っぽくて好きなんだよな〜そういう意味ではドラゴンボールは結構ミスがあった気がする
ブウ編で精神と時の部屋内外の時間の流れをピッコロが勘違いしてるシーンとか、確かにややこし〜ってなって読んでました(ピッコロって賢いキャラだからこういうミスするタイプじゃ無いけど、賢いから勘違いしないなんてことはないよなーと)
みんな「はっきりいって」って言いがち
これ、意識するとあんまり言ってないんですけど頭の片隅に置いてるとまた言ってる!ってなるから今度このこと頭に入れてしてもう一回読み直してみてほしい
多分鳥山明の癖ってだけなんだけど、戦士たちが男らしすぎてなんでもはっきり言ってくれるの、読んでてずっとじわじわ来てました
「はっきりいって」って、はっきりいって別になくても意味が通るフレーズなんすよね
だから余計気になってたのかも
後書き
昔読んだ漫画を改めて読むと新しい発見があるのはもちろんだし、なんも考えずに読んでも普通に面白いから良いですねちなみに視線誘導がどうのって言ってたところは特に素人の意見なのであんま間に受けると恥ずかしい目にあうかもしれないから気をつけてください
と言い訳だけして終わります
それではまたなんかの漫画の感想で
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コメント
コメント一覧 (1)
素晴らしい記事を執筆いただきありがとうございました。
中高生の甥がドラゴンボールのソシャゲやっててビビりました
原作読んだことあるんかなって思っちゃう
今やとドラゴンボール超から入る人もいるんかなぁと
また機会があれば超の漫画の感想&映画の感想もいただけると幸いでございます。
ちなワイの映画評価は
スーパーヒーロー>ブロリー>>>復活のF>神と神
です。