原作もそんなに長いシリーズじゃなかったとはいえ、アニメにすると早いっすね、幼魚と逆罰編
前回の呪胎戴天編に引き続き、今回もアニメ呪術廻戦の感想を書いたり、解説をしていこうとおまいます
解説のレギュレーションは前回の記事と同様に、ネタバレになることは基本なしで、原作単行本などの情報の補足をしていきます
また、前回と違い今回はOPの映像にも触れます
それでは早速参ります
9話 幼魚と逆罰
感想
逕庭拳かっけぇしナナミンのクリティカル演出もかっこよかったナナミン登場時の演出がギャグ寄りになってたのもあって少し印象が変わっちゃわないか心配でしたが、ギャグはおもろかったしその後のナナミンがナナミンだったのでオッケー
順平も、8話では声高すぎと思ってたのが今回でなんかいける気がしてきたので幼魚と逆罰編が素直に楽しみになりました
それと、じゅじゅさんぽが過去一バカ
あれじゃじゅじゅちんぽだよ
解説
※仮想怨霊についてはアニメで言われてる以上に特に言うことないので解説しませんが、希望があれば追加します呪術師の目隠し
呪いの中には「見られた」と認識した瞬間に襲ってくるものがいます
そういう呪いが厄介なので視線を隠す術師が多いようです
ちなみに五条先生は別
逕庭拳
逕庭とは隔りという意味の言葉です
「拳と呪力、2回の衝撃に隔りがあるパンチ」って意味ですね
五条先生に「これは大きな武器になる」と言われたすぐ後に「100%の打撃に100%の呪力が乗れば…」ってナナミンに言われてますが、おそらく五条先生が言った「武器になる」は「使いこなせれば」「使い分けれれば」が抜けてますね
ナナミンが言う打撃の方が当然威力は高くなるはずだし
脳と呪力の関係
脳をいじれば呪力が使えるようになる
脳と呪力の関係はブラックボックス
…と、家入さんが言ってました
虎杖は呪力を得るため宿難の指を食べると言う危険を犯しましたが、他にも呪力を後天的に得る方法があるんですね
ナナミンから虎杖の評価
呪術師と認めていないが、子供である虎杖を守る義務があるというなんともドライな距離の取り方をしています
しかし今話後半になると、呪術師としての才覚や他人のために本気で怒れる優しさを認めてもいます
「事実に即し己を律する それが私です」と言う通り、虎杖のことも事実に即して評価を変えています
芥見先生のキャラ付けの仕方
「そのキャラのセリフで読者に新しい視点を持たせることができればキャラ付けは成功」といった考え方でキャラクターを作り、登場させているようです
ナナミンの「そう言う小さな絶望が人を大人にするのです」とか、東堂の「性癖にはそいつの全てが反映される」とか、伏黒の「不平等な現実のみが平等に与えられている」とか
今後登場するキャラや、上記以外のこれまでに登場したキャラにも大体これに当たるシーンがあるので、探してみるとよりキャラを理解できて好きになれるかもしれません
悠仁の成長の示唆
逕庭拳は二重の極みみたいな技ですが、五条先生のいう通り未熟ゆえの副産物です
ナナミンが「100%の体術に100%の呪力を乗せられるようになれば…」と言っているので、この先これだけじゃないことが示唆されてますね
術式は宿難のが刻まれるの待ちなので、努力して伸ばすのはこっちですね
「マナーは守ろうね」
真人はこんなこと言ってますが、マナー以前にそもそもこいつは金を払ってません
と、単行本で芥見先生から突っ込まれてます
10話 無為転変
感想
原作の補足となる説明描写があって漫画勢も見て新鮮な回でしたナナミンvs真人はあったものの、この辺のメインはやっぱキャラのセリフのキレですね
順平周りのセリフはもちろん、虎杖の「あいつのこと嫌いだろ」って言うセリフも一言でキャラに好感が持てるようになるいいセリフだなと思ってます
解説
順平の追加シーン友達と部室で映画トークしてたらヤンキーに乗っ取られるシーンは追加シーンです
一応原作コミックスでもおまけページで語られましたが、絵として見せられるのはここが初めて
好きの反対は嫌い
ここも単行本のおまけページのネタが入っていました
原作では、「好きの反対は無関心」について「それを言ったのは日本人じゃない」って真人がつっこまずに、「言葉遊びが好きなのさ」って言ってます
「それを言ったのは日本人じゃない」っていうのは芥見先生が担当に言われたことで、本人曰く合ってる間違ってる以前にこういう調べたらわかることすら調べずに漫画描いてると思われてたことが悲しかったとか
無為転変
触れれば相手を殺せる、真人のクソチート術式
元ネタは仏教の言葉の「有為転変」
元ネタの意味は「あらゆる存在や現象は、様々な原因や条件より移り変わり、とどまることはない」って感じの意味です
無為転変は「有」を「無」に変えているので、「あらゆる存在や現象は移り変わるが、そこに原因も何も無い」って意味でしょうか
俺がお前を殺すのはただの理不尽で、そこに理由も意味もない
と言うふうに読み解くと、己の楽しみのために命を弄ぶ真人らしい意味になるかなと思います
じゅじゅさんぽ
教え子(年頃の女の子)のスカートを一発ギャグのために勝手に履く、ともすれば順平の担任よりも終わってる教師五条悟
呪術廻戦のちょうど本誌が幼魚と逆罰やってたくらいの時期に行われた人気投票で一位を取ったのは五条悟でした
で、その時の芥見先生のコメントが「五条に投票した方。特に女性。悪いことは言わない。七海にしとけ。」でした
こういうことがあるからだったんすね
11話 固陋蠢愚
感想
ナナミンの瓦落瓦落、原作の演出がおしゃれ好きだったのもありちょい物足りなく思っちゃいました壁が崩れ落ちてくるとこはめっちゃかっこよかったけど
最後虎杖が体育館にたどり着くところは完璧でした
アニメとして今回良かったのは情けない伊地知さんかも
あのとは順平の澱月のチラ見せ
解説
固陋蠢愚普通にある四字熟語なので知ってる人もいるかもですが、意味は「他人の意見を聞くことなく、視野が狭いため、柔軟で適正な判断ができないこと」
夏油が仕掛けた指を、真人の言葉に騙され伊藤の仕業だと思い込み、安易な凶行に走った順平のことを指してます
真人が「愚かな餓鬼」という似たような言葉を使っていましたが、次の12話を見た人ならお分かりの通りこれも順平のことですね
十劃呪法『瓦落瓦落』
ちゃんと明言されていませんが、「十劃呪法」がナナミンの術式の名前
『瓦落瓦落』が技の名前で分かれてます
『瓦落瓦落』の効果は真人が言った通り、破壊した対象に呪力を込める拡張術式
呪いは呪いでしか払えないと言われる通り、呪力を帯びたものでしか呪いにダメージを与えることができないため、破壊対象に呪力を込めることにはこうした意味があります
瓦礫も7:3の位置に当たったらクリティカルになるのかな?って思ってた時期もありましたが、多分そういう術式ではないと思います
ちなみに芥見先生のアニメお気に入りシーンはここらしいです(ソースはジャンフェス)
時系列
原作では、伊地知さんが虎杖にかけた電話で伊地知さんサイドと虎杖サイドの時系列が合うような仕組みになっていました
虎杖が順平宅で伊地知さんから受けた電話での会話内容が、伊地知さんが車の中から虎杖に電話をかけた時の内容と全く同じだったのでそこで二つの場面の時間軸が合います
アニメだと、伊地知さんサイドの時と虎杖サイドの時で会話内容が違うので時系列が合わなくなってますね
まあ、虎杖の方は結構ゆっくり飯食ってたように見えたしアニメの方の時系列の方が自然かも
虎杖の両親
じいちゃんが死んでいやにあっさり上京したなと思ったら、両親のことをよく知らないようですね
母親は会ったことない
父親はうっすら記憶がある
この作品に無駄な会話はないと思ってるので、別にここで言っても読者的に面白くないのにわざわざ話題に出したってことは後々両親の話が出てくると踏んでいいでしょう
ちなみにここのことかは分かりませんが、脚本家か監督か忘れちゃいましたが、「アニメでカットして良いかなって思ったセリフが、後の展開を聞かされると重要な伏線になってて、カットできなかった」って言う話をしていました
高専に回収させた宿難の指
夏油たちの目的の一つは宿難の復活であるにもかかわらず、何故か指を高専に回収させたいと言っています
一見矛盾する行為は真人のいう通り、何か良からぬ思惑がありそうです
12話 いつかの君へ
感想
初見の時はテンポ早すぎない?もっとじっくりやってよと思ってましたが、2回目見るめっちゃ良くて結局その日のうちに3回見ました僕のイメージの中ではゲラゲラがもっと長かったんでそのせいですね
絵的にはところどころちょっと崩れてましたが、画面を横に引き伸ばした崩れ方は当時の原作絵っぽいなと思いました
絵的に好きなシーンは順平の「命の価値を履き違えるな」
声優の演技的に好きだったのは殺すためのインスピレーションを体現した真人
解説
虎杖に毒が効かない虎杖は本来猛毒である宿難の指を飲み込み無事でした
順平の毒も同様に効かなかったと解釈するのが素直な見方だと思います
しかし、なにぶん虎杖の出自については謎が多く、本当にただそれだけと思っていいものか…
真人の誘惑
このシリーズを見直すと、純平が真人に心酔していく様子がかなり丁寧に描かれています
そのきっかけとなるシーンは必ず、人間の「弱み」につけ込む真人の邪で甘美な台詞があります
「君との会話はストレスがなくて助かるよ」
「お腹が減ったら食べるように 憎いなら殺せばいい 俺は順平の全てを肯定するよ」
「順平 才能あるよ」
お前は特別だと言って洗脳し、順平を凶行に走らせようとしているのがよくわかります
真人が順平を本当のとこどう思っていたかといえば、最後に言っていた
「順平ってキミが馬鹿にしてる人間のその次くらいには馬鹿だから」
って台詞の通り
この上なく救いのない死に方だなと思います
順平の最期
聞き取りづらいですが、最後のセリフは「ゆうじ…なんで?」
その後謎のカットが挟まります
これは原作で順平が死んだ回の扉絵の再現です
サブタイトルは「もしも」
再現できないと思ってたらこれをばっちり挟んでくれました
ちなみにお気づきかもしれませんが、順平の虎杖呼び方は「虎杖くん」です
さて、最期のセリフをもう一度見てみましょう
13話 また明日
感想
原作だとこの辺りから増えたナレーション演出をアニメではキャラのセリフとして描いているため、僕の好きなナレーションが飛んでて悲しかったですけど、それを差し引いても面白かった
領域の演出は百点
ナナミンの過去はもちろん領域解除後、刹那の攻防も緊張感があり、ラスト悠仁の再スタートは完璧
特に領域は繰り返し見ちゃいました
解説
今回はシリーズを通したまとめも解説していきます自閉円頓裹
印の元ネタは伎芸天印
※追記…と思ってたんですが、調べてみると弥勒菩薩印らしい(同じ印のキャラが出てきてあれ?ってなってました)
後述する作画についても、弥勒菩薩印だとすると間違いじゃないんですが…漫画やアニメの他のとこだと印が微妙に違うような?なんにせよすみません…
親指、人差し指、小指は立てて指の腹を合わせ、中指と薬指は寝かせて組みます
円頓とは、仏教用語で「完全にして自在な修行者のたもつ戒のこと」、または「全ての物事をまどかに欠ける所なく具え、たちどころに悟りに至らしめる行法」らしいです
????
「裹」には、くるむ、つつむ、と言った意味があるようです
自閉はそのまんまなので、意味をとるとすれば、魂の形を変えることを悟りととって…
包み込んだ相手を、自ら塞ぎ込み閉じた考えのもと真人が至った悟りへと導く領域
ってところでしょうか
正直芥見先生の意図と合ってるか自信ないです
前回の解説の時からこれの意味を解釈するのが憂鬱で仕方なかった
ちなみに原作とOP映像では間違いなく伎芸天印が結ばれていますが、アニメ本編では印の結び方が違います
OP
本編
原作と違うとなると、多分アニメ本編の方のミスですね
さらっと触れましたが、アニメ初見勢からしたら意味不明だったOPのこのカットは真人の領域展開の印でした
どんな状況でも相手に邪魔されず印を結べて、かつ相手を領域に引き摺り込めたら勝ち確ってのは流石にひどい性能
術式発動と同時に、領域内の全ての対象物に術式が発動するようです
対象を選べるのであれば、ナナミンだけを対象に術式を発動して、宿難の魂に触れなければ良いだけなので
ですが、実はこの「すべての対象物に術式が発動」というのには例外もあります
術式の出力割合を対象物ごとに変えたり、そもそも一人ずつしか対象にできない領域も存在します
原作でも未だに謎です(芥見先生はいずれ解説やるとは言ってる)
領域展開が使える術師
ナナミンは真人の領域を前に「私の到達できなかった呪術の極地」と言っています
このセリフの通り、領域展開は実は一級術師のナナミンですら使えないくらいのレベルの技です
自閉円頓裹の展開は、生まれたばかりで領域を会得した真人の呪霊としての格を物語ってます
虎杖くんはもう呪術師なんですから
9話でナナミンは、虎杖に対して「君を呪術師として認めていない」と語っています
最後にこのセリフがあることで、幼魚と逆罰編を経て描かれたものの一つ、「呪術師虎杖悠仁の誕生」が綺麗に描き切れてるなと思います
原作では回想を挟んでわかりやすくしています
幼魚と逆罰
原作では順平の母が死ぬまでのサブタイトルが「幼魚と逆罰」になっています
逆罰とは「理不尽なことを神仏に願って、逆に罰を受けること」と言った意味があるそうです
つまり、幼魚とは吉野順平
彼が願ってしまったのは呪術による復習
受けた逆罰は母親の死
こんなところです
また、幼魚にはおそらく虎杖、そして真人も重ねられていると思います
生まれたばかりの呪術師
生まれたばかりの呪霊
二人の戦闘面や精神面の成長もテーマの一つです
OP解説
今回はおまけでOP映像の解説もしていきますとはいえ、僕はこういうの苦手なのでかなりあっさりしたものになることをご了承ください
虎杖の足元を泳いでる魚
この黒い不気味な魚は、タテジマキンチャクダイの幼魚です
タテジマキンチャクダイは死滅回遊魚と呼ばれる魚です
死滅回遊とは、魚自身の意思で回遊するわけでなく、海流に身を任せて回遊することを指します
彼らは、運良く生息可能な地域に流れつけば生息地を拡大できますが、そうでなければなすすべなく死んでしまいます
順平は自分の意思で行動しているようで、その実真人と夏油の思惑という大きな力に流されて、そして死んでしまいました
順平が先に虎杖と出会っていたら…と思う人はたくさんいるでしょう
ですが、順平は先に真人と出会ってしまった
初めに乗った海流に身を任せる、順平の人生はさながら死滅回遊魚のようです
余談ですが、高専の学生服は黒地に渦巻き模様のボタン
タテジマキンチャクダイの幼魚を連想させるモチーフで構成されており、それを順平と重ねるのはなかなかに皮肉が効いています
真希の眼鏡
OPの中で、虎杖の電車の中のシーンを除けばかなり好きなシーン
真希は呪いが見えないため、呪具の眼鏡を通して呪いを視認しています
設定を活かした演出は愛を感じて良いですね
以下は僕の考察です
真希のシーンまでは「僕たちの知る現実世界」の中にいる呪術師達が描かれています
ですがそれはあくまで僕たち一般人が見た世界
真希のシーンも一見ただの日常ですが、眼鏡をかけると本当にそこにあるもの、「呪いが存在する呪術師の現実」が見えてきます
曲調がやや変わるタイミングで見える世界も切り替えてくる演出は、OPを見てる側としてもなんとなく心地よさを感じます
伏黒がトンネルの中で屈んでいるシーンも、実は呪いの残穢があって、確認するためにしゃがみ込んだのかもしれませんね
それと、後に五条悟封印を行うと夏油が言っていた渋谷での戦いでは、現実の渋谷のどこで戦いが起きているかが作中で追えるようになっています
現実世界とのリンク、僕たちが生きる日常の裏で戦う呪いと呪術師という構図は本作の醍醐味の一つかと思います
先程書いた眼鏡の演出
そして背景とキャラを同じレイヤーで処理することでキャラが本当にそこに立っているかのように見せる映像美は、作品の長所を際立てているかなと思います
水の張った電車の描写
電車内の描写は、幼魚と逆罰編を振り返る悠仁を描いていると思います電車は虎杖が身を投じた止まることのない運命か、電車の内装とOPの歌詞的に山手線っぽいのでまわる、もしくはめぐる思考
張った水は順平を象徴する幼魚がいることから死の世界
動く電車の外から見ると1箇所に止まることのない水、ってことで川と言えるかも
三途の川なら死の世界との境界
一度死んだり、人を正しいし生導こうとしている虎杖が足を突っ込んでるのもこれなら筋が通るのではないかと思います
以下は上記の考えに至った理由です
虎杖は、幼魚と逆罰編の最後で「正しい死ってなに?」と問いかけています
殺したくない、殺させないを心情にしていたにもかかわらず、人を殺したことで、真人に対して湧き出した殺意で、自分の信念がわからなくなってしまいました
そのあたりを描いたのがサビの前の描写です
サビの前のあたりで、虎杖と鏡写に現れる宿難に促されてか、虎杖は自分の足元にある幼魚を見ています
これを見て虎杖は、自分が救えなかった順平を想起します
あの時順平を救えなかったことや、真人を殺せなかったこと
少年院の時はかろうじて自分の命に代えて伏黒を守ることができましたが、今回は何もかもを投げ出してもなにも救えず、それどころか自ら人を殺してしまったというさまざまな後悔が幼魚の形を借りて虎杖を襲い、宿難はそれを嘲笑う
って感じに見えます
これだと、じゃあなんで冒頭寝てるんだとか、なんで最終話で涙流したんだとか、あとOP開始時と終了時で悠仁の向いてる向きが逆なのはなんでだとか色々と疑問は残りますが
その辺はなんか思いついたらこの記事に追加します
それかなんかわかったらコメントください(丸投げ)
涙が途中で足されたのはネタバレ防止と変化をつけて視聴者を飽きさせない工夫な気がするので、純粋に後悔からくる涙だと思って良さそうですが
花見のシーン
Twitterで一時期話題になりましたが、モネの「草上」の昼食がモデルになっています
元ネタの方の絵は一応載せるのやめとくので調べてみてください
感想
そういえばOPの感想書いてなかったので、解説するほどでもないシーンに触れがてら感想を書いていきます
僕的にはメインキャラが戦いの場に身を置く理由にスポットライトが当たるのが好きです
特に好きなのはこの2カット
美人すぎる津見紀と、ここがビジュアル初出だった沙織ちゃんとロリ野薔薇
特に沙織ちゃんと野薔薇については、年齢差がここまであったこともここで初めてわかったりと衝撃が大きかったです
それともう一つ、伏黒の「布留部由良由良」のカットを境に登場キャラのアピールカットから悠仁、伏黒、野薔薇が呪術師になった根底の理由を語るカットに移るんですが
この「布留部由良由良」のカットが伏黒のアピールカットであると同時に、おそらく宿難が現代の戦いに身を置く理由にもなってるのに気づいて笑いました
伏黒担当プロデューサーと呼ばれてネタにされるくらい、本編で繰り返し伏黒好きアピールをしてる宿難Pさすがっす
あとはサビ始まりのところの悠仁のパンチに2回衝撃波が走ってるとことか細かくて好きです
でも一番好きなのは電車の中のシーン全般
ついでにエンディングにも触れると、お団子野薔薇がレアだなってのと、東堂毎週たかたんと握手できてよかったなって感じです
感想としては短いですがオシャレで好きです
おわり
原作でちょうどこのシリーズが終わったころ、ジャンプの巻末コメントで「2代目芥見です!好きな言葉はありがとうです!初代は死にました!」って言ってました
次の交流会編は2代目芥見の作品なのでちょっと…いや、かなり雰囲気が変わります
僕が今何を言ってるのかすぐにわかると思うのでそれも含めて、次のシリーズを楽しみにしてください
まあ初代が死んだ理由はおそらく別にあって、ジャンプの巻末でちょっとセンシティブな発言をしたからだと思います
芥見ファンになった人はジャンプの巻末コメントがまとまったページがあるので探してみてください(作品について触れたコメントも結構あるのでネタバレには注意)
これ以外にも結構冗談みたいなコメントがあって面白いです
ちなみに僕が好きな本編以外での芥見先生関連ネタは
ジャンプの月例賞用の審査員に選ばれた芥見先生の作品の魅力に迫る!ってページで「どうやってかっこいい技名とか付けてるんですか?」みたいな質問に「BLEACHを読んでください」とだけ答えてそれ以降の内容がまるまるBLEACHの解説と過去の久保帯人先生のインタビューで埋まった回です
そろそろお気づきの人も多いかと思いますが、呪術廻戦はジャンプ漫画のオマージュや、リスペクトを感じる点が多いです
五条先生の目隠しなんかほぼほぼカカシと同じって言われてますしね
それに関連してネタバレをすると、交流戦にはるろ剣の志々雄が出てきます
期待しておいてください
終盤ペースが上がってたので、アニメ最終話までにもしかしたら起首雷同編やるかもしれませんが、とりあえず交流会編が終わったら次の解説も書こうと思います
ペース次第では交流会折り返しのタイミングで
ではまた次のシリーズでお会いしましょう!
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