あけましておめでとうございます
リアルが充実してる親戚が惚れた腫れたの話ばかりしていて、彼女のかの字もない人生を送ってきた僕は居場所がなくなってしまいました
仕方がないので、僕の彼女のジャンプちゃんの話をしようと思います
僕がジャンプを読み始めたのは2011年の冬
受験期でした
めだかボックスで「荒廃した腐花(ラフラフレシア)!」ってやって頃でした
今年でかれこれ購読9年目になるわけですが、「この漫画がジャンプイチ面白い」「この漫画を読めれば250円払ってお釣りが来る」と思えた漫画は数えるほどしかありません
忘れてる作品もあるかもですが、今回はそんな漫画を紹介しようと思います
※決定的なネタバレは避けてるので、読んでない人も多分安心です
多分
背筋をピン!と
僕が一番好きな漫画家と言ってもいいくらい好きな、横田卓馬先生の漫画です
この漫画がジャンプで一番面白いと思ったシリーズは「土井垣ペアvs咲本ペア編」です
実力者ではあるものの、咲本ペアという圧倒的な王者がいるが故に万年二位という立ち位置にいた土井垣ペア
それが高校3年最後の大会で「勝つ」ための、そして何より「楽しむ」ためのダンスで真っ向勝負
横田先生の演出力が遺憾なく発揮されたシリーズで、ダンスホールの空間を完璧に描き、ダンスって熱くて楽しいんだ!と思わされる最高のシリーズでした
漫画を読んでるはずが、あたかもダンスホールに立ってるかのように視界が開ける感覚は、読んでもらわなければ伝わりません
僕が横田信者になったきっかけのシリーズでした
ワールドトリガー
お次は最近復活したワートリ
この漫画がジャンプで一番面白いと思ったシリーズは「大規模侵攻編」です
この世界観でもトップクラスの実力者たちのマップ戦
僕が戦域が広い作品が好きなのもありますが、何より熱かったのは、このシリーズの「転」のタイミングが予告されていたこと
運命の分岐点まであと7秒で風刃を起動する瞬間は、漫画誌に残る天才的引きでした
こんな素晴らしい作品が連載再開してくれて嬉しいです
もうすぐランク戦が終わり、遠征編が始まるのが楽しみです
ブラックトリガーみたいな切り札の存在は戦闘をより一層熱くさせますよね
余談ですが、B級ランク戦をモデルに、原作のデータブックからキャラの戦闘能力を忠実に再現したボードゲームを後輩が作っていて、これのおかげでランク戦の熱さに気づけました
ハイキュー
毎話ハイクオリティなバレーボール漫画
この漫画がジャンプで一番面白いと思ったシリーズは、春高での「vs音駒、ゴミ捨て場の決戦編」です
こちらも演出力の塊みたいな漫画なので、毎話読みやすくてすらすら読めててしまうんですが…
音駒戦決着あたりは演出力がオーバーフローしてしまい、見開きを見た瞬間思考が停止し、数分眺めてしまうレベルでした
みんなルーツは違えど、バレーボールに熱くなる気持ちは同じ
ライバルに勝ちたい気持ちに理由なんかない
皆熱にうかされるままに戦う、ゴミ捨て場の頂上決戦でした
アクタージュ
現在進行形で面白すぎるアクタージュ
この漫画がジャンプで一番面白いと思ったシリーズは「銀河鉄道編」です
明神阿良也の原点と、役者「夜凪景」の才能の片鱗を見る神回
この2人だけでなく、舞台に関わる全ての人間の想いが描かれており、その全てが巨匠「巌裕次郎」から受け継いだものにより成り立っている
そしてその想いの答えを見つける物語
単行本を購入した友達が毎話泣いたと言ってましたがそれもそのはず
僕も毎週泣きました
こちらもやはり漫画の作りが上手くて、読んだ人は皆、舞台に登壇する夜凪景を見ただけで鳥肌が立ったはず
あの面白さは漫画ならではだと思います
“読む”価値がある漫画です
ワンピース
ジャンプといえばワンピース
僕が初めて買った漫画
この漫画がジャンプで一番面白いと思ったシリーズは「世界会議編」、「世界会議議決結果編」、そして現在進行中の「おでんの過去、伝説の時代編」です
まあこれは僕自身の思い入れとか、長い連載の積み重ねの結果ではありますが、それにしても圧巻の3シリーズ入賞です
これらの面白さは全て同じところに起因しています
ワンピースの世界の動き、そして核心に迫る物語だからです
正直上手く説明できませんが、10年以上追ってきた作品が完結に向かって激動の展開を迎えれば、それは面白いでしょう
それと明確に面白いのは、週刊連載というシステムを完璧に利用した”引き”の上手さ
尾田先生が読者が気になる情報を完全に理解しているとしか思えません
世界の核心や人気キャラの現在をその週の引きにして、来週は別の気になるシーンに移る
描けるキャラクターや場所が多いからこその技です
情報の出し惜しみをしてるように見えて、毎週情報量が多く、毎話考察が捗ってしまいます
もはや漫画の面白さを読者が勝手に拡大してる感があります
やっぱジャンプのトップを走り続けてる漫画は違うよと毎週思わされてます
呪術廻戦(追加)
2020年12月に追加しましたが、実際呪術のためだけにジャンプ買えると思い始めたのは2020年の3月ごろからずっとです
この漫画がジャンプで一番面白いと思ったシリーズはもちろん「渋谷事変」です
これを書いてる今なお進行中の渋谷事変ですが、僕的に虎杖vs腸相から面白さがノンストップです
呪術廻戦のせいで初めて日付が変わった瞬間にジャンプを買うようになりました
腸相戦から3話〜5話程度で一つの戦いが終わり次の戦いが始まる流れが続くわけですが、「死ぬほど盛り上がったけど流石に今週で一旦落ち着くかな」って思ったら次は前の戦いよりもさらに盛り上がる
戦いのレベルも徐々に徐々に上がっていくのがたまらなかったです
呪術廻戦はこのシリーズに限らず、やはりワンピと同じく、週刊連載やる上で面白さを決定的にする要素の一つの「引き」を作るのがうまい
早く次を読みたくて1週間呪術廻戦のことしか考えられなくなります
渋谷事変までの10巻でまだなく話を展開したからこその伏線回収、先頭へのキャラの乱入、そして圧倒的強さの演出
何を言ってもネタバレになる出し惜しみのなさが気持ちいい漫画だと思います
おわり
ということで、彼女のジャンプちゃんの好きなところを5つ言ってみた惚気記事でしたこんなに熱く語れてしまう漫画雑誌、もう人生の伴侶とするほかありません
冗談はさておき
今週はジャンプがお休みなので、こんな記事を書いてみました
毎週書いてるジャンプの感想ともども、今年もよろしくお願いします
それではまた、来週の感想で!
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